ウォーキングに欠かせないストレッチ。ちゃんとやっていますか?
当店の靴をお買い求めいただき「毎日歩くのが楽しくなった」という感想を、よくいただきます。
これはたいへん喜ばしいことですが、中には「歩き出したら背中が痛くなった」「翌日足首が痛む」という方もいらっしゃいます。
サイズが合わない、靴ひもがゆるい、靴下の厚みで靴がきつく感じるなど、外的な要因もあるかもしれませんが
多くは、ストレッチ不足に原因があります。
ストレッチとは、筋肉を伸ばすことです。
ウォーキング時は、次の3回、ストレッチを取り入れることをオススメします。
1)歩き出す前に
筋肉を伸ばすことで、関節の動く範囲を広げることができますから、怪我の予防につながりますし、十分に筋肉を使うことができるようになります。
ウォーミングアップに最適ですね。
特に、足首や膝周り、股関節など、下半身や腰周りの筋肉をしっかり伸ばしておきましょう。
2)歩いている途中に
「歩く」という運動は、足だけではなく全身の筋肉を使いますから、腰や背中に痛みを感じることがあるかもしれません。
そういった場合は、無理して歩き続けずに一度立ち止まり、ストレッチを入れましょう。
伸脚や屈伸、アキレス腱伸ばしなど、下半身のストレッチをしてから、背中や肩まわりのストレッチをしてください。
それでも痛みがおさまらない場合は、無理せずに引き返したほうがいいですね。
3)歩き終わってから
最後にストレッチを入れることで、筋肉の緊張をほぐしリラックスさせます。
これにより、疲労をためない効果が期待できます。
特に、太ももの前側をしっかり伸ばしましょう。
つま先を自分のほうにひっぱるようにして、ふくらはぎの裏側も伸ばします。
肩や背中も緊張していますから、ゆっくり伸ばしておくといいですね。
いかがでしょうか。
ウォーキングの効果を高める意味でも、ストレッチは重要です。ぜひ、取り入れてみてください。
もちろん、足に合った靴を履く、靴ひもをしっかり縛る、水分補給を行うことは、大前提です。
なお、起床時も、いきなり活動を始めず、まずはストレッチで寝ている間にこわばった筋肉を動かすことが大事です。
ベッドや布団の上で、軽くストレッチをしてから起き上がるようにするだけで、日々のケガ予防につながります。
きつい筋肉トレーニングをしなくても、ストレッチとウォーキングで、じゅうぶんに健康を保つことができますよ。
日本はいま、未曾有の高齢化社会になりつつあります。
寝たきりになれば医療費が増加するだけ。
自分の足で歩くということは、当たり前ではなく、とても幸せなのです。
健康寿命を伸ばすことが、社会貢献にもつながります。
そのためにも、ただしく筋肉を使える靴を履いてウォーキングをしていきましょう。
あなたの足裏年齢、老化していませんか?

