キツイ靴と、少し大きめの靴。どちらが足には良いと思いますか?
こんにちは、靴のファミリーです。
キツイ靴と、少し大きめの靴。どちらが足には良いと思いますか?
一般的には、次のようにおっしゃる方が多いと、先日拝見したテレビ番組で放送していました。
キツイと、痛いところに当たるから、少し大きめのサイズを選びます
ですが、足のためにはキツイ靴、少し大きめの靴、どちらを選んでも不正解。
足にぴったりとフィットし、足と靴が一体化するような履き心地の靴を選ぶのが、正解です。
<キツイ靴を履くと>
- 足を締め付け、血管やリンパの流れを妨げ、むくみの原因になります
- 靴擦れが起こります
- 足指が変形する原因になります
- 外反母趾を引き起こします
- ひざ痛、腰痛、頭痛などに悩まされます
<ゆるい靴を履くと>
- 靴の中で足が滑り、指に不要な力がかかります
- たこ、魚の目ができやすくなります
- 靴が脱げそうになるため、脱げないようにペタペタ歩きになり、足がむくみます
- つま先をしっかりと蹴り上げる歩行がしにくいため、浮き指の原因になります
- 浮き指がひどくなり、巻き爪が悪化します
- 横のアーチがくずれて、開張足になります
- 外反母趾が悪化します
キツくても、ゆるくても、足に合わない靴は百害あって一利なし!
あなたの足が変だとすれば、それは靴が悪いからです。
これは、イタリアのファッションデザイナーであり、靴職人としても名声を集めた、サルバトーレ・フェラガモの言葉です。
まさに、靴選びの真理ではないでしょうか。
もしいま、足のどこかに痛みがあるようでしたら、まずは靴を見直してください。
キツくてもダメ、ゆるくてもダメです。
脱ぎ履きがラクだからといって、靴紐をゆるく縛り、スリッパのように履いていませんか?
そのような履き方をしていては、決して足の痛みは消えません。
足は、あなたに「靴を変えてほしい!」というサインを、送っています。
それが「痛み」となって現れているのです。
足の悲鳴が、あなたに届かなければ
「よし!気づいてくれないなら、次は膝だ! まだダメか、じゃぁ腰だ、背中だ、肩だ、頭だ!」
と、どんどん大きな悲鳴になっていきます。
なぜなら、あなたに気づいてほしいから!
全身から痛みを発した状態では「この痛みは、靴が合っていないせいだ」などと、考えも及ばないでしょう。
まして「靴を変えて、元気に歩こう」という気力も起きなくなるはずです。
痛みは、私たちの生きる喜びを奪っていきます。
まだ歩けるうちに、足の悲鳴だけで済んでいるうちに、ぜひご相談にいらしてください。
当店には、近隣の方に限らず、関東近県、遠方からでもお越しになるお客様が多くいらっしゃいます。
まるで「最後の砦」のようにお思いかもしれませんが、そうではありません。
足に合った靴を履くことこそが、健康のスタートなのです。
いまからでも遅くないですから、ぜひ一度ご相談ください。