災害対策としての「靴」を考えてみませんか?

自然の猛威というのは、私たちが忘れた頃に、静かに近寄ってきて

あっという間に、日常のあり方を変えてしまうように思います。

特に今年は、西日本を中心に、甚大な被害をまねいた豪雨や、大型台風の上陸などが相次ぎ、

さらには北海道地震による大規模停電などもあり、日々の備えを見直すタイミングに差し掛かっているのではないでしょうか。

災害の備えについては、首相官邸のホームページでも紹介されていますので、ぜひご覧ください。
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html

家具のおき方や、食料などの備蓄、防災グッズなど、かなり詳しく書かれてありました。

ところが、1点、不足している情報があったんです。

それは「靴」のことです。

災害時は、靴も大事な防災グッズとなります。

今日は、防災の観点から、靴についてご紹介したいと思います。

1)室内履き

万一、自宅にいて、大きな地震が起きた場合。

そんなことは起きてほしくないですが、可能性はゼロではありませんよね。

さぁ、外へ避難しなければ!という段階になって、

家具の転倒により下駄箱から靴を取り出せなくなったり、ガラスが割れて床に飛散して満足に歩けなかったり、そんなことをも想定できるのではないでしょうか。

まして深夜、寝ているときに起きた地震の場合ですと、停電によって靴を探せない場合もあるかもしれません。

できるだけ、寝室には、避難用に靴を準備したり、日常的に室内履きを利用したりするなど、備えがあると安心ですね。

急いで外に出なければならないときに、紐靴では大変ですから、避難用に1足、マジックテープタイプの靴を持っておくのも、いいでしょう。

当店には次のような商品がありますが、つま先まで覆うものなら、なお良いと思います。


ストレッチウォーカー シリウス


ストレッチウォーカー プルート

2)通勤時の靴

まだまだ記憶に新しいと思いますが、2011年の東日本大震災。

東京では、交通が麻痺し、歩いて自宅へ向かう人たちの映像が、ニュースで流されていました。

ファミリーのお客様の中にも、東京から千葉まで、歩いて帰宅したという方がいましたが、その方は、ストレッチウォーカーを履いていたのです。

そのおかげで、苦痛なく無事にあるき続けることができたと、おっしゃっていました。

通勤時や帰宅時、または勤務中などに大地震が起きたら、徒歩で移動する可能性もじゅうぶんに考えられます。

女性の場合ですと、マナーの観点から、かかとのない靴を履くのは難しいと思いますが、会社に1足、スニーカーを置いておいたり、通勤時だけスニーカーを履いてみたりとか、工夫をしてもよいかもしれません。

そのような小さな備えが、安心につながり、身の安全を確保することにもつながります。


ストレッチウォーカー アース


男性なら、ストレッチウォーカー オークスもおすすめです。

3)長靴

豪雨や台風時、どうしても外に出なければならないときのために、長靴も準備しておいたほうがいいでしょう。

子どものころは、雨が降るたびに履いていた長靴も、大人になるとなかなか出番がありません。

ちょっとした雨なら、普通の靴でいいかと、思いますし、車に乗る場合も長靴はかえって危険です。

そんなふうに、だんだん長靴が遠のくと思いますが、万一のことを考えると、長靴も大事な防災グッズです。

水害によって避難しなければならないときはもちろん、避難所での防寒対策にもなりますよ。


ZOO ロングタイプの超強力防水ブーツ

 

災害の備えと言っても、なにからなにまで網羅することは、難しいですよね。

常に、最大級の危険を想定した生活をするというのも、現実的ではありません。

日常生活の中で、できることを少しずつ準備し「備えあれば憂いなし」の状態に近づけるだけでもいいと思います。

まして、地震大国日本においては、何もしないよりは、必ず役に立つはずですから。

意外と見落としがちな「靴」の準備。

いざというときに慌てないように、足元を固めておきたいものですね。

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